こんにちは、カヨです。
仕事の関係で少しご無沙汰してしまって、
ブログが更新されず、すみません。
今回は音楽好きとは言えない私が長らく聴き続けている音楽を作る
Ivy to Fraudulent Game
(アイビー トゥー フロウジュレント ゲーム)
というバンドさんの「Memento Mori」という曲の話。
※ここからはファンが呼ぶ愛称「アイビー」と記載します。
では何故「Memento Mori」なのか。
アイビーをよく聞く人ならわかるかもしれないけれど
彼らの音楽は結構挑戦的で細やかで実験的なリズムの曲も多い。
私はそこが好きなのだか、
「Memento Mori」は入り口としてスッキリした爽やかな曲調のため
第一印象がスッと耳に入りやすいこの曲に選んだ理由の1つ。
音楽をオススメする時、
私がやりがちなのが「この作り手(アーティスト)良いでしょ!?」という選曲
この曲は特に歌詞の内容が聴き手を応援しているのがわかりやすい。
もし、1曲プレゼントするのに選ぶならこの曲にすると思う。
日常に寄り添い、
更に誰にでもどこか刺さる歌詞だと思う。
アイビーは聴き手に考えを強制してこない
その距離感がすごい所だと思う。
もちろんこの曲以外で言い切るような強い言葉を使うこともあるが、
どこまでも聴き手を意識した音や言葉を選んでくる。
音楽を聴いていて
表現をただ一方通行で投げて来るのではない。
聴いている側が改めて自分の存在を自覚する。
聴いてて「アイビーかっこいい!」が実は第一印象じゃない。
「自分はちゃんと自分の人生を考え生きているのか」
聴き手が自分について考えてそれぞれの考えを後押ししてくれるような
そんな歌詞で、
「よし!それじゃあ少し前進しますか!」と思うような
スタートする背中を押してくれるようなメロディーなんだと思う。
そんな風に思わせてくれる曲は大切な人にも聴いて欲しくなる。
彼らの基盤にあるのは聴き手。
そして、表現者としてのこだわりだと思う。
表現者として決して無くしてはならないのがココだと思う。
今回の曲に関して
優しいメッセージのように見せてるのはメロディーの力なのかもしれない。
歌詞自体はかなり重たい。
難しい言葉や、
言い切ったり、
命令形で終わったり、
たまに「でしょ」とか優しかったり、
「〜欲しい」とか希望で終わらせたり。
一連の中での揺らぎが彼ららしい。
(きっとかなり考えた上での表現なんじゃないかな)
もともと想いの強さや表現の鋭さや勢いのあるアイビーが
優しさを兼ね備えてそれを操るなんて!
最強!!!
の一言につきる。
「メメント・モリ」
ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」、
「死を忘るなかれ」という意味の警句。
この言葉をこんな風に投げかけられる人はどこにいるだろうか。
誰も否定しないで自分を大切にしたくなる。
まだまだ出て来るすごい所。
今回はこれまでにしておこう。
Ivy to Fraudulent Game の「Memento Mori」
あなたはどの曲がきっかけでアイビーを好きになったのか、気になります。
では、また。
「生きる為生きていたってさ
いつかは死んでしまうから」
そうなんだよね。
なんで今まで気づかなかったんだろうねぇ
CDは「Mement Mori」「完全が無い」の二枚に入っています!