Ivy to Fraudulent GameはライブもCDも両刀

社会人と音楽

こんにちは、カヨです。

 

今回はIvy to Fraudulent Game(愛称:アイビー)というバンドは

ライブもCDもどちらも魅力的で両方に長けているという話し。

※画像は私が勝手に作ったイメージなので
 優しく見守ってやってくださいませ。。。

 

ライブは生音と人柄の魅力を。

アイビーというバンドは本当に人の良さが伝わる。

 

CDのみで知っている方からすると

クールでキレッキレで少し神経質、

実験的なリズムで癖のある人たちに見えるかもしれない。

なんだろうか、

良い人って言う言い方はざっくりすぎるかもしれない。

人間臭いのだ。

登場の仕方はクールで

ビジュアルの良い格好つけなんじゃないかと思うだろう。

それも魅力の1つだが、

曲が進むにつれて全力投球!豪速球なのだ。

そして、よくお客さんを見ている。

音楽って、楽しいよ!

自由だよ!と発信し続けている。

自分たちの信じている音楽と

お客さんがそれぞれ持っている価値観を大切にしてライブが進んで行く。

 

音楽へのエネルギーが刺さる

生きる楽しみも苦しみも全部

曲に乗せて届けようとする心につき刺さる挑戦的な表現。

 

でも、彼らは優しい

そんな空間がアイビーのライブだと思う。

 

きっと参戦した人は知っているだろう。

彼らが向ける優しい眼差しを。

ステージから去るとき、

アンコールで戻ってきてくれるとき、

ちょっと弱音を吐くとき、

少し失敗して笑うとき、

メンバー同士が話しているとき、

すごく人間らしい。

あんなに格好よく振舞っていたのに

ちゃんと格好悪い瞬間ものこしていく。

ファンはそんなところに惹かれるのかな。

 

まだの人は彼らに出会ってみて欲しい。

誰よりも人間らしく生きていることを感じる。

 

 

 

CDはさらに追求され洗礼された音楽

ライブであれだけ人間らしさをうたっておいてなんだが、

音源はより表現方法を追求してきていて怖いくらいだ。

そもそも、作詞作曲をしている福島さん(Dr)がライブのためにというより

音楽を発信するほうに思考のあるタイプだったっぽいのだ。

バンドマンは皆ステージに憧れているのかと思っていた私からしてみたら

驚きだった。

 

スピーカー媒体を通して聴くことを意識して作られた

遊びのある音の重なり。

よくあるライブで出来るようにある曲や

メンバーの楽器構成を配慮した曲から離れているのはそのせいかと思う。

新しい機材や音がどんどん追加されて

きっとどこかで音撮りをしてきたのか

それをまた編集したのか

自分たちの表現の幅を広く広く見積もってチャレンジしているのがわかる。

どこかの文章で曲が生まれるまでが難産だと言っていた気がする。

私の勝手な想像だが、

きっと天から降りて来るような音楽の作り方をしていないのだろう。

繰り返し繰り返し考え実践しながら生まれるのからこその時間なのだと思う。

 

また、

音のコラージュをしながら

現在のメンバー構成を尊重しているように見える。

こうした部分は私の好きな「wintergatan」に通じるところかもしれない。

また、「wintergatan」の音楽とは違い

実験的な音が決していてそれは綺麗で聴き心地の良い音ばかりではない。

アイビーの音楽がノイズ音や自然界の音の面白さも含んでいるように思う。

バンドの生演奏自体がそもそもリアルに音を届け

ロックが音を奏でる勢いのよさを楽しむものだとして

電車の音やカセットのジリジリとした音を意図的に使っているのは

何か意図があるのだろうか。

バンド音楽という表現方法を軸に音の魅力を探る力を持ち合わせているのかもしれない。

 

更に、アイビーの音楽は4人それぞれのパートが全部魅力的である。

よくあるボーカルが主役の曲ばかりではなく

どの楽器も主役級のかっこよさを感じることが出来、

ボーカルの声はまさにアイビーに無くてはならない音色だと感じる。

ボーカルの特別なことは言葉を発信しているところだと思う 。

一番明確な輪郭をもつ表現が歌詞ではないだろうか。

 

音源を発表することは

表現者が演奏の着地点を自分決めなければならないこと

ライブとの1番の違いだと思う。

期限というものはあれど

きっと納得行くまで録音を繰り返してしまうだろう、彼らは。

先日のトークで他の人よりも撮り直す回数が多いと言っていた気がする。

それは聴き手にとって楽しみなことだ。

 

 

 

 

長々と話してきましたが

ライブでは人間らしい彼らの音楽を

CDでは彼らが表現したい音楽の追求を

 

 

全力で音楽に向き合う彼らの表現を楽しむことができる。

今の時代に生まれた私たちは今すぐこの魅力を体感するべきだと思う。

入り口はどこからでも構わない。

1歩踏み入れたらいつの間にか彼らの音楽の虜になるはず。

 

 

いつかライブで会えたなら、あなたはアイビーのどの部分が一押しか教えて欲しい。

では、また今度。

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