【新品PC初回電源ON前の作業】Wifiに繋がずWindowsを初期設定する方法【環境構築】

こんにちは、カヨです。

今回のお題は、

【電源を入れる前に確認必須】
Wifiに繋がずWindowsを初期設定する方法
【新品PC初回電源ON前の作業/環境構築】

新しいPCを購入して電源を入れる前にこの記事を読んでください。筆者はオフラインの状態で有線接続で使用する設定をしたくてこの作業をした記憶があります。もし、Microsoftアカウントで何かする必要があればWi-Fi接続して立ち上げてもいいと思います。また、決まってないならオフラインにしてローカルアカウントを作成して（Microsoftアカウントなし）PCを立ち上げて後でMicrosoftアカウントの設定をしてもいいのではないでしょうか。

こんな方に読んでいただきたいと思っています！

✔︎今から新品のPCの電源を入れようとしている人
✔Windowsをローカルアカウントで使用し始めようと考えてる人
✔WindowsをMicrosoftアカウントを使用したくないと考えている人
✔Wi-Fiに接続したくない人

どちらで立ち上げるかの判断

自分はどちらの方法で立ち上げるかわからない人は以下の項目を考えてみよう。

✔ローカルアカウント向き（Microsoftアカウントなし）
・Windowsの基本機能だけ使えればOK
・プライバシーを重視し、Microsoftとデータを共有したくない
・OneDriveやクラウド同期を使わない
・仕事や開発用ＰＣ（個人データをクラウドに残したくない）

✔Microsoftアカウント向き
・アプリや設定をクラウド同期したい
・Microsoft Storeのアプリを自由に使いたい
・OneDriveを使いたい
・OutlookやOffic 365を使う予定がある

筆者

筆者がこの設定を使用したのはやったことなかったからやってみて、必要に応じてMicrosoftアカウントを設定する流れに使用と思ったからです。あとからMicrosoftアカウントを設定できるなら最初はローカルアカウントでの立ち上げをしてしまってもいいかもしれませんね。

前提

・Windows11
・PC購入後まだ一度も立ち上げていない。

設定手順

①新品のPCの初回電源を入れて設定する

ネットワーク設定の画面まで進めてみましょう

✔国または地域はこれでよろしいですか？
　⇒日本＞はい

✔これは正しいキーボードレイアウトまたは入力方式ですか？
　⇒Microsoft IME > はい

✔２つ目のキーボードレイアウトを追加しますか？
　⇒スキップ

✔ネットワークに設定しましょう
　⇒Wi-Fiに繋がないと進めなくなるのでストップ

②コマンドプロンプトを開く

✔［Shift］キーと［F10］キーを同時押し
　⇒コマンドを打つ

再起動コマンド：oobe\BypassNRO.cmd

✔再起動コマンドでPC再起動する

③再度最初から設定する

✔「①新品のPCの初回電源を入れて設定する」の３つ目までを同じように設定

④ボタン「インターネットに接続していません」

✔ボタン「インターネットに接続していません」をクリック
　⇒先ほどはなかったボタンが表示されているはず

筆者

ここまでがオフラインで設定していく（ローカルアカウント）の設定です。この後も設定が面が続きますのでデスクトップが表示されるまでを載せておきますね。

設定手順（その後の流れ）

✔このデバイスを使うのはだれですか？
　⇒ここで名前に空白をいれないように注意

※名前である必要はないです
【×】Taro Yamada
【◎】Taro-Yamada

筆者

筆者は以前PCについて慣れてなかったので自分のなまえをPCに設定。苗字と名前の間に空白を入れてしまいました。そのせいでプログラミングでよく使うパスを設定するときにエラーやトラブルが多発。。。コードを書く方は本当に困るはずなので要注意です💦

✔確実に覚えやすパスワードを作成します（必ず忘れることのないパスワードを選んでください）
　⇒パスワード設定したい > パスワードを入力 > 次へ
　⇒パスワードいらない > パスワード入力欄を空欄のまま「次へ」

PCを立ち上げた際のパスワードの設定です。

✔パスワード確認
設定した人のみ再入力でパスワード確認。

✔ここでセキュリティの質問を追加します
設定した人のみパスワードを忘れた場合の質問を３つ設定。「セキュリティの質問(1/3)」「セキュリティの質問(2/3)」「セキュリティの質問(3/3)」を設定して「次へ」。

✔デバイスのプライバシー設定の選択
⇒デフォルトは「はい」になっているのであなたに必要な設定か考えましょう！

【プライバシー重視の推奨設定】
・位置情報：オフ　（天気・マップ）
・デバイスの検索：オフ　（紛失時のデバイス位置など）
・診断データ：オフ　（詳細エラー情報）

使いやすさを重視する場合はオンにして使用してもOKだと思いますが、オフにしてあとから変更も可能です。以下も同様。

【プライバシー重視の推奨設定】
・手書き入力とタイプ入力：オフ（予測変換の向上、手書き認識精度の向上）
・カスタマイズされたエクスペリエンス：オフ（Windowsのおすすめ機能・アプリが増える）

手書き入力とタイプ入力を「オフ」設定にしても全く予測変換をしてくれないわけではない。カスタマイズされたエクスペリエンスは広告やおすすめがいらない人はオフ。

筆者

基本オフにしてもいい気がしますね。特にローカルアカウントでの設定なので今回のオフラインでのセットアップはMicrosoftアカウントに同期されません。なので、オフでいいかと思います。実際のところオンにしても意味がありません。

✔設定完了
ここから少し進むとデスクトップ画面になります。

作業完了です！お疲れさまでした。
Wifiに繋がずWindowsを初期設定できました✨
ローカルアカウントなのでMicrosoftアカウントは作成していません。

その他

✔ローカルアカウントで「オン」にしても意味がない理由

■Microsoftのクラウドサービスにデータが同期されない
　・Microsoftアカウントのなしでは、Windowsのクラウド機能（設定同期、クラウド学習、OneDrive連携などが使えない）
　・IMEのクラウド辞書やクラウド学習が無効なので、手書き入力や予測変換の向上も期待できない。

■カスタマイズされたエクスペリエンスが無意味
　・Microsoftアカウントにサインインしていないため、個人的に最適化された広告やアプリの提案はほぼ機能しない。
　・Microsoft Storeも使わないなら、推奨アプリの制度工場も不要。

■プライバシーの観点で「オフ」がベスト
　・ローカルアカウントで使う場合、データをMicrosoftに送る必要がないので、「オフ」にした方が安全。
　・Windowsの基本機能（IMEの予測変換など）は、オフでもPC内で学習するため影響ない。

筆者

結論、ローカルアカウントでWindowsを使うなら、基本的にすべてオフでOK！プライバシーを保護しつつ、Windowsの動作に影響なく快適に使えます。

リンク

・Windows 11 24H2 (Home/Pro) をローカルアカウントでセットアップする

・ウィンドウズ11 アイコン by Icons8