【2025年版】Docker のインストール方法【手順/画像付き解説/初心者】

プログラミング
こんにちは、カヨです。
今回のお題は、
Docker のインストール方法
【 導入・手順 】

🚀「環境構築に時間かけるの、もう終わりにしませんか?」 Dockerを使えば、たった数分で開発環境が完成! Windows上でもLinuxのように動作する環境を作れるんです🐧 この記事では、Docker Desktop の導入から Apache を動かすところまでを一気にやっていきます🔥 さあ、あなたのPCを最強の開発マシンにしていきましょう!

 

 

こんな方に読んでいただきたいと思っています!

✔︎ 共同開発を行っている人
✔︎ Docker 初心者の人
環境構築がとても苦手な人
Windows で Linux のような環境を構築したい人
Windows で Apache を利用したい人

 

 

 

📕 前提

ローカルにLinux環境を作る
PC:Windows
Docker Desktop

 

 

 

Docker Desktop 導入方法

Docker Desktop をダウンロード

公式ページへ移動してダウンロードボタン
 ⇒ インストーラーがダウンロードされます。

公式ページリンク:https://www.docker.com/

ログインしてダウンロードの場合

Docker Desktop をダウンロード

インストール
 
⇒ ダウンロードしたインストーラーをクリックして開く。 > OK

powershell でインストール
 ⇒ コマンドを打つ

《powershell》

wsl --update
wsl --set-default-version 2

《wsl –set-default-version 2 の理由》
 ⇒ ※ Docker Desktop は WSL2 必須 ※ Docker は仮想化を使うので、WSL1 では動作しません
Docker Desktop には  WSL2 ということです。(2025.10.06 時点)

インストール後にPCの再起動
 ⇒ WSL カーネル更新と設定が確実に反映されます。

「サブスクリプション利用規約(Subscription Service Agreement)」

Docker Desktop(ドッカー・デスクトップ)をインストールした時や初回起動時に表示される利用規約です。

 ⇒ 「Accept」ボタンを以下の内容を理解した上で押しましょう。

 

🧾 内容の要約(日本語)
■「Docker サブスクリプション サービス利用規約」
Accept(同意)」をクリックすると、次の契約内容に同意したことになります:
・Subscription Service Agreement(サブスクリプション利用規約)
・Docker Data Processing Agreement(データ処理契約)
・Data Privacy Policy(データプライバシーポリシー)
・Docker AI Supplemental Terms(Docker AI に関する追加規約)

■ 商用利用の条件
Docker Desktop を 商用(仕事)で使う場合
次のどちらかに当てはまる会社は 有料プラン(Pro / Team / Business) が必要です:
・社員数が 250人を超える会社
・年間収益が 1,000万ドル(約15億円)を超える会社

それ以外(個人・小規模事業・学習など)なら 無料で使えます(Personalプラン)

 

 

🔘 ボタンの意味

・View Full Terms → 契約全文を読む(英語サイトが開く)
・Accept → 同意してDockerを使用する
・Close → 同意せず閉じる(Dockerを起動できない)

筆者
筆者

もしあなたが 個人や小規模な会社(従業員250人以下・売上1,000万ドル未満) で使う場合は、「Accept」ボタンを押してOK です。
そのまま無料の「Personal」プランで使えます。

 

ログイン画面

⇒ ログインなしても利用できるので「Skip」

 

 

動作確認

 ⇒ 再起動後、PowerShell で以下を実行して動作確認:

《PowerShell》
docker --version
docker run hello-world

👉 「Hello from Docker!」が出ればインストール完了です 🎉

 

 

 

 Apache でプロジェクトを公開(表示テスト)

ここからは実際に作成したいに近い環境を Docker で再現します。

 

 

1. プロジェクト構造を用意

 ⇒ デスクトップに myproject フォルダを作り、その中に html サブフォルダを置いて、HTMLファイルを入れます。

例:

C:\Users\<UserName>\Desktop\myproject
 ├─ docker-compose.yml
 └─ html
    └─ index.html
《htmlの中身》

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja" itemscope="itemscope" 
  itemtype="http://schema.org/WebPage">

<head>
  <meta charset="UTF-8">
</head>

<body>
    <p>あいうえお</p>
</body>

 

 

2. docker-compose.yml を作成

 ⇒ myproject フォルダに docker-compose.yml を作って、内容は以下にします:

version: "3.9"
services:
  web:
    image: httpd:2.4
    container_name: my-apache
    ports:
      - "8080:80"
    volumes:
      - ./html:/usr/local/apache2/htdocs/:ro
    restart: unless-stopped

 

 

3. コンテナ起動

PowerShell で myproject フォルダに移動してから:

《PowerShell》

cd C:\Users\<UserName>\Desktop\myproject
docker compose up -d

 

《結果》

《PowerShell》

PS C:\Users\<UserName>> cd C:\Users\<UserName>\Desktop\myproject
PS C:\Users\<UserName>\Desktop\myproject> docker compose up -d time="20xx-10-02T16:01:50+09:00" level=warning
msg="C:\\Users\\<UserName>\\Desktop\\myproject\\docker-compose.yml: the attribute version is obsolete, it will be ignored, please
remove it to avoid potential confusion"
[+] Running 7/7
✔ web Pulled 
6.4s 
✔ xxxxxxxxxxxx Pull complete 
3.0s 
✔ xxxxxxxxxxxx Pull complete 
0.7s 
✔ xxxxxxxxxxxx Pull complete 
0.7s 
✔ xxxxxxxxxxxx Pull complete 
3.2s 
✔ xxxxxxxxxxxx Pull complete 
0.7s 
✔ xxxxxxxxxxxx Pull complete 
3.3s
[+] Running 2/2 
✔ Network myproject_default Created 
0.1s 
✔ Container my-apache Started 
0.5s

筆者
筆者

my-apache が起動してネットワークも作成できています。version の警告は「compose v2 では version: キーは不要だよ」というだけなので無視してOK

 

 

 

4. ブラウザで確認

http://localhost:8080 を開く
html/index.html の内容が表示されれば成功

 

お疲れ様でした!Docker のインストールが完了しました🎉

 

 

 

その他

 トラブル時チェック(ブラウザ確認がうまくいかない)

1. index.html があるか
 置き場所:C:\Users\<User Name>\Desktop\myproject\html\index.html

 

2. ログを見る

《powershell》

docker compose logs -f

 

3. コンテナ状態

《powershell》

docker compose ps

 

4. コンテナ状態

《powershell》

docker exec -it my-apache sh
ls -l /usr/local/apache2/htdocs/
exit
・ディレクトリ一覧が出る → index.html が見えていればOK
・403 / 404 → html フォルダの中身を再確認(空だと403、indexが無いと一覧/403になる)

 

 

 

次回は:

既存の開発・更新中のプロジェクトを移動させずに Docker でローカルに表示させる方法

を記事にしていこうと思います。

 

筆者
筆者

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