こんにちは、カヨです。
【方法・手順/環境構築】
コードのバージョン管理に欠かせないGitのGUI(Character User Interface)。ソースツリーは簡単にいうとバージョン管理するGitというサービスをマウスなどでクリックしたりしてできる(GUI)ようにして提供してくれるもの。Gitだけだと、バージョン管理はできるが操作はコマンドになる。筆者もこの関係性最初全然わからなかった。「とにかく、Windowsでコードのさわるならソースツリーいるから入れといてね。」と教わった。これ最初から知りたかったと思ってたけど、プログラミングとかやってると作業を1歩進めるごとに説明が必要になるから伝える方も説明するか聞く方も聞くか悩むところ。筆者はそういうのを少しでも助けられたらと思いながら書いています。
✔︎これからプログラミングなどコードを書こうと思っている人
✔ソースツリー( Sourcetree)をこれからインストールする人
✔WindowsでGitのGUIをソースツリーにしようとしている人
✔ソースツリーの設定でつまずいたり、悩んでいる人
✔コーディングを独学で行っていこうと頑張っている人
前提
・Windows11
・Git導入す済 → 「Gitのインストール方法・設定」についてはここから
・Atlassianの登録済→(推奨)
・OAth0の登録済→△必須ではないと思う。
・Bitbucket(ビットバケット)のアカウント登録済→(推奨)
Sourcetree(ソースツリー)のインストールと設定の手順
①Sourcetree(ソースツリー)をダウンロードとインストール
✔公式サイトでダウンロードする
⇒「Download for Windows」をクリック
✔Important information(重要な情報)ポップアップ
⇒内容を読んで同意チェック > 「Download」が押せるのでクリック
この製品をダウンロードするには、Atlassian Software License Agreement(アトラシアン ソフトウェアライセンス契約)と Privacy Policy(プライバシーポリシー) を読んで同意する必要がある。
チェックボックス: ✅「Atlassian Software License Agreement と Privacy Policy に同意します」 という項目があり、チェックを入れると「Download(ダウンロード)」ボタンが有効になる。

筆者はダウンロードする前にAtlassian(アトラシアン)に登録した状態でダウンロードしました。
✔ダウンロードされたものをクリック
⇒インストールされる
②Sourcetree(ソースツリー)の初期セットアップ
✔Registration(登録)
⇒ Bitbucket > 次へ
【英語】
To use sourcetree, log in with a Bitbuket or
【日本語】
Sourcetreeを使用するには、Bitbucketにログインしてください
————————————————–
【英語】
Don’t have a Bitbucket Cloud account? Create one for free.
【日本語】
Bitbucket Cloudのアカウントをお持ちではありませんか? 無料で作成できます。

「スキップ」ボタンがあるのでBitbucketのログインは必須ではなさそうなので必要なければそちらをクリックしてください。筆者はまだ試したことがないので移行の工程はサポートできないのはご了承ください。
✔Bitbuketログインして続行
⇒BitbuketにGoogleアカウントを登録していたら、Googleでログイン

■ところで、なぜGoogleアカウントでログイン?■
Atlassian(アトラシアン)というのがちょこちょこでてきているのですが、Bitbuketはアトラシアンが提供しているサービス。なので同意を求められる文章があったりします。また、Bitbuketアカウントを作成すると自動的にAtlassianのアカウントが作成されるようです。その関係で、Atlassianが提供してるサービスはGoogleアカウント登録が自然にされて、他の関連サービスもGoogleアカウントで入れるようになるんじゃないかな。と筆者は思っています。
✔登録が完了しました!
⇒Registration(登録)の項目が完了したので > 次へ
✔Pick tools to download and install(ツールをインストール)
⇒「Git」と「改行の自動処理を設定する(推奨)」のみチェック > 次へ
✅ Git:
・これは、Sourcetreeを使うために必須のツール
・Gitがインストールされていない場合、
ここで一緒にインストールできる(すでにGitをインストール済みなら、
チェックを外してもOK)。
✅ Mercurial
・Mercurial(Hg)はGitと似た分散型バージョン管理システム(DVCS)。
・ただし、現在はGitが主流で、Mercurialのサポートは減少しているため、
特に必要がなければインストールしなくてOK。
✅ 「改行の自動処理を設定する(推奨)」
・WindowsとLinux/macOSの改行コードの違いを自動で変換する設定
・Windowsではデフォルトの改行コードがCRLF(\r\n)、
Linux/macOSでは**LF(\n)**を使う。
・これを有効にすると、Gitが自動で改行を変換してくれるので、
異なるOS間での改行コードの問題を防げる。
👉 基本的にONのままでOK!(特にWindowsで開発する場合は推奨)
✅ 「Configure Global Ignore」(グローバル無視設定を構成)
・これを有効にすると、GitやMercurialが
特定の不要なファイルを無視する設定を自動で適用する。
・Visual Studioの出力ファイルやWindowsのサムネイルデータベースなど、
一般的にGitに含めるべきでないファイルを無視するためのルールが
事前に適用される。
❌チェックを外した場合、
Gitの「.gitignore」ファイルを手動で設定する必要がある

ご自身の必要な設定に合わせて設定してみてくださいね!
✔ツールのインストールが完了しました。
⇒次へ
✔Preferences(設定)
⇒上の入力欄にユーザー名、下の入力欄(メールアドレス)を入力 > 次へ
【英語】
Before we finish, take a moment to configure these settings.
【日本語】
完了する前に、これらの設定を行ってください。
1.上の入力欄(ユーザー名):
・ここに入力した名前は、Gitのコミット(変更履歴)に記録されるユーザー名になる。
・「yamada_taro」と入力すると、コミット履歴にこの名前が表示される。
2.下の入力欄(メールアドレス):
・ここに入力したメールアドレスも、Gitのコミット履歴に記録される。
・これは、GitHubやBitbucketなどのリモートリポジトリと紐づける際にも
使われる。

この設定は後から変更できます。Sourcetreeの設定やターミナル(Git Bash)から【 git config –global user.name “新しい名前”】 のように変更可能です◎
✔SSH キーを読み込みますか?
⇒いいえ
ソースツリー(Sourcetree)で「SSHを読み込みますか?」と聞かれるのは、SSHキー(Secure Shell Key)を使ってGitリポジトリにアクセスする設定ができるかどうかを確認するためです。
・ソースツリーがPC内の既存のSSHキー(通常 ~/.ssh/id_rsa など)を
探し、使える状態か確認します。
・もし適切なキーが見つかれば、それを使用してリモートリポジトリと
SSH認証で通信できます。
・見つからなければ、新しくSSHキーを作成することもできます。
■「いいえ」を選ぶとどうなる?■
・SSHキーを使わず、
HTTPS経由でリモートリポジトリと通信することになります。
・その場合、GitHubやGitLabにアクセスする際に毎回ユーザー名と
パスワードを入力する必要があるか、個別にアクセストークン(PAT)を
設定する必要があります。

どちらを選べばいいか迷ったら。。。SSH認証を使いたいなら「はい」を選ぶ。HTTPSのままでいいなら「いいえ」を選ぶ。ただ、後から設定もできるので「いいえ」にしてもいいかもしれません。
✔設定が完了してSourceTreeが起動
お疲れ様でした!
Sourcetree(ソースツリー)インストールと設定が完了しました✨

Bitbuketにプロジェクトがある方はクローンしてみてくださいね!クローン方法はまた別記事で触れたいと思います。
その他
記事を書いている際に出てきた際の疑問などについてまとめてみました。
✔SSHとは?
SSHは、セキュアな通信を行うためのプロトコルで、GitHubやGitLab、Bitbucketなどのリモートリポジトリと安全に通信するために使われます。通常、HTTPS経由で認証する方法もありますが、SSHを使うと毎回パスワードを入力する手間を省くことができます。
✔SSHキーが必要になる理由
Gitのリモートリポジトリ(GitHub、Bitbucket、GitLab など)と接続するとき、認証が必要になります。
・ソースツリーがGoogleやAtlassianの認証を使って
BitbucketやGitHubとやりとりする
・ただし、Gitの操作ごとにパスワードやアクセストークン(PAT)が
必要になることもある
2.SSH(PCのSSHキーを使う)
・PCにSSHキーを作成し、それをリモートリポジトリに登録する
・これにより、認証が不要でスムーズにプッシュ・プルできる

このSSHについて有効にするか再度検討したのですが、筆者は不要だと判断しました。理由は「ソースツリーがGoogleやAtlassianの認証を使ってBitbucketやGitHubとやりとりする」を採用してるからですね。
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